プレスリリース

2019年度

次世代省エネ型バルクキャリア"EMPEROR PAMPERO"引渡

2019.08.30

 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、8月29日(木)、津事業所(三重県津市)にて建造していた次世代省エネ型バルクキャリア"EMPEROR PAMPERO(エンペラー パンペーロ)"を引渡しました。
 
 本船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、当社が開発した環境性能に優れたGシリーズ182,000DWT(G182BC)バルクキャリアです。

【本船概要】
主要寸法     :全長 292.0m x 幅 45.00 m x 深さ 24.55 m x 喫水 18.18 m
載貨重量     :182,567トン
総トン数      :93,722
主機関       :MAN-B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
航海速力     :15.05ノット
定員        :25名
船級        :NK
船籍        :パナマ

【特長】
・SOxスクラバー(*1)を搭載しており、2020年1月1日から一部指定海域を除いた一般海域へ適用されるSOx(硫黄酸化物)排出規制に適合しています。
・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
・GHG(*2)排出規制であるEEDI(*3)に対しては2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りして満足しています。
・LEADGE-BOW®と呼ばれる船首形状、及び、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。
・電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、本船の燃費性能を向上させています。
・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier IIに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。


*1 SOxスクラバーは、主機関および発電機関からの排気ガスを、装置内で散布される海水で洗浄し、SOxを分離・吸収させ、大気へのSOx排出を抑制する装置であり、船舶からのSOx排出による酸性雨等環境負荷を低減することを目的とした装置です
*2 "Green House Gas"(温室効果ガス)の略
*3 "Energy Efficiency Design Index"(エネルギー効率設計指標)の略