プレスリリース

2019年度

次世代省エネ型バルクキャリア(J211BC)の建造契約を締結

2019.11.06

 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田区)と、次世代省エネ型バルクキャリア(Jシリーズ211,000 DWTバルクキャリア:J211BC)(以下、本船)1隻の建造契約を締結しました。

 本船は鉄鉱石/石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとして圧倒的なパフォーマンスを誇るGシリーズ209BCの後続船型です。最大の特徴は、当社従来船と同じ船体要目を維持し、Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil TankersやNOx(窒素酸化物)排出規制Tier III、SOx(硫黄酸化物)排出規制等の最新規則を折り込んだうえで、載貨重量の増加と燃費低減を両立している点です。

 本船は2021年度に竣工後、JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区)向けの長期輸送に従事する予定です。

 本船の特徴として他に以下が挙げられます。
・JMU独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®、ALV-Fin®の装備・最適化等により、大幅な推進性能を向上させ燃費削減を達成。
・2020年1月1日から一部指定海域を除いた一般海域へ適用されるSOx排出規制に対して、SOxスクラバー(*1)を標準搭載して適合。
・LEADGE-BOW®と呼ばれる船首形状、及び、低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上。
・Gシリーズ209BCよりも輸送効率を良くしたうえで、GHG(温室効果ガス)排出規制であるEEDI(エネルギー効率設計指標)に対しては2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りし、より環境に配慮。
・本船の外板の一部にJFEスチールが開発した石炭カーゴホールド耐食鋼(JFE-SIP®-CC)を採用。

*1 SOxスクラバーは、主機関及び発電機関からの排気ガスを装置内で散布される海水で洗浄し、酸性雨等の原因と言われているSOxを分離・吸収させ、大気へのSOx排出を抑制し、船舶からの排気ガスによる環境負荷を低減することを目的とした装置。


【主要目】
主要寸法 : 全長 約299.9m x 幅50.00m x 深さ25.00m x 喫水18.40m
載貨重量 : 約211,000トン
総トン数 : 約108,900
航海速力 : 14.5ノット
定員 : 25名
船級 : NK

 弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。