プレスリリース

2020年度

3,055TEU型コンテナ船"WAN HAI 321"引渡

2020.09.22

 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、9月18日(金)、呉事業所(広島県呉市)にて建造していたWAN HAI LINES (SINGAPORE) PTE. LTD. (ワンハイラインズ(シンガポール)プライベート・リミテッド)向け3,055TEU型コンテナ船"WAN HAI 321"(ワンハイ321)を引渡しました。
 
 本船は、弊社が新規に開発した、ホールド内最大12列×6段、デッキ上最大14列×7段のコンテナを積載することができる3,055TEUコンテナ船の1番船です。アジア発着及びアジア域内での海上輸送量の増加に伴い、中長距離の定期航路への投入を想定し、高い積載能力を確保する一方で、定時運航を可能とする高い航海性能が求められる中、弊社技術を駆使し両性能を高いレベルで実現、従来船に比べて環境性能と運航性能を著しく向上させた新船型となります。


【本船概要】
主要寸法     :全長203.50m x 幅34.80m x 深さ16.60m x 喫水11.50m
載貨重量     :37,160トン
総トン数      :30,676
主機関       :MAN-B&W 7S70ME-C10.5 ディーゼル機関1基
航海速力     :21.60ノット
定員        :25名
船級        :DNVGL
船籍        :シンガポール


【特長】
・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した幅広最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるLV-Fin、ALV-Fin®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
・MAN-B&W最新デザインとなる電子制御エンジンMark10.5の採用、冷却海水ポンプのインバーター制御の採用により、本船の燃費性能を向上させています。
・高い航海速力が求められる中、GHG(*1)排出削減規制であるEEDI(*2)に対しては、2022年以降の契約船に適用される予定であるPhase3レベル(リファレンスラインから30%以上削減)を先取りして満足しています。
・INS(Integrated Navigation System,統合型航海システム)及び全天候型ブリッジの採用し、航海中及び離着桟時の操船の利便性/安全性を向上させています。
・CCTVカメラシステムを装備し、航海支援・機関室内監視等による安全性向上を図っています。
・各種モニタリングなどスマートテクノロジーを備える船舶に付与されるDNVGL SmartShip Notaionを日本で建造される船舶において、初適用しています。
・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持等に適合するなど、様々な環境規制に対応しています。


 弊社は今後も、経済性・環境性に優れたコンテナ船をはじめとした最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。


*1 "Green House Gas"(温室効果ガス)の略
*2 "Energy Efficiency Design Index"(エネルギー効率設計指標)の略