“トリマー”の特長と導入効果
- 1.熟練作業員による盤木の高さ及び上面傾斜調整作業が省力化できます。
“トリマー”上面の天板は、長さ方向に片側15度、幅方向に両側7.5度ずつ自由に動きます。
また、高さ方向には250~300mmのストロークがありますので、船底形状に自動的にフィットします。 - 2. 過重な局部的反力による船体への損傷の恐れがありません
船体は支持荷重までの反力しか受けません。また、反力を天板全面から均等に受けます。 - 3. 渠低での交通性、運搬性が向上します
動力用の配管・配線を必要としない自立型なので、自由に移動でき渠低がすっきりします。 - 4. イージーメンテナンスで高い信頼性を有します
構造は簡単で配管、配線がありません。海水・空気に交互にさらされる外部にはステンレス及び防食塗料等が使われており、バルブ等の重要部品は海水に触れない内部に納められています。 - 5. 船底外板の部分的取替えが容易にできます
船体支持状態でも、バルブ操作で天板を下げ簡単に“トリマー”本体を移動でき、またガス充填で簡単に復旧できます。 - 6. 渠側の走行装置が使用できます
船体の横倒れを防止するための横支柱が必要ありません。

型式 | 50-300-H | 30-300-H | 30-250-H |
支持荷重 | 490kN(50t) | 294kN(30t) | |
ストローク | 300mm | 300mm | 250mm |
最縮小高さ | 1410- 1530mm | 1410- 1530mm | 1165- 1285mm |
重量 | 約1730kg | 約1730kg | 約1600kg |