技術開発

省エネ装置

省エネダクト

SSD®(Super Stream Duct®)及び半円ダクト(Semi-Circular Duct)は、VLCCやBC等の肥大船が船尾近くに生成する縦渦のエネルギーを回収して推力を発生させることにより、燃費を3~8%程度改善します。
プロペラ後方に設置するSURF-BULB®と併用することにより、更なる燃費削減が可能となります。

SURF-BULB

SURF-BULB®(Swept-back Up-thrusting Rudder Fin with BULB)は、プロペラが推力を発生する際に生成するペラ後方の旋回流のエネルギーを回収することにより推力を発生し、燃費を3~5%程度改善します。
VLCCやBC等の肥大船では、プロペラ前方に設置する省エネダクトと併用することにより、更なる燃費削減が可能となります。

SSD®+SURF-BULB®

二重反転プロペラ

二重反転プロペラ(CRP:Contra-Rotating Propeller)とは、同一軸上前後に取り付けた2基のプロペラを互いに逆方向に回す省エネ装置です。これにより、前プロペラで損失される回転流のエネルギーを回収し、推進力に変えることにより推進性能が向上します。現在、VLCCやBulk Carrier、電気推進船に採用され、燃費改善およびCo2、Nox、Sox等の排出量低減による環境負荷低減を実現します。

舵バルブ

二重反転プロペラでは後方の旋回流がなくなるので、SURF-BULB®のフィンをとった舵バルブを装着します。

CRP+半円ダクト+舵バルブ

L.V.Fin

L.V.Fin(Low Viscous resistance Fin)はプロペラ前方の船尾に左右一対で取り付けられた三角形のフィンであり、主として船尾の下降流を整流し、船体抵抗を低減する効果を有します。肥大船で2~3%馬力低減効果が海上公試にて確認されており、単純形状で工作も容易な省エネ装置として数多くの実船に装備されています。

風圧抵抗低減

隅切型居住区を採用することにより、居住区周りの流れがスムーズになるため、風圧抵抗を10%~15%程度低減させることができます。シーマージン低減型船首と共に、実海域でのシーマージンを低減する技術として実用化されています。

右側が最新居住区