SHIP BUILDER

Takuya Kazuma数馬 卓也

営業本部 商船営業部 タンカーグループ

100億円の船に関わる数千人の仲間を
ゴールへと導く営業の使命。

01
hisWORK

幼少期からプラモデルやブロックが大好きで、目に見えるものづくりがしたいと考えていた学生時代。どうせなら、大きな仕事がしたいとたどり着いたのが造船業界でした。現在は、国内・外のお客様に向けたタンカーの営業を担当しています。金額は船一隻あたり100億円規模、受注に至るまでの交渉期間は数年になることも。国外のお客様であれば、全て英語で交渉していかなくてはなりません。まさに、会社の顔を担う役割です。

そのぶん責任も大きく、堂々と交渉していくための度胸も身につく。まさに、学生のころに憧れていたスケールの大きなものづくりに関わることができています。大きさは船そのものや金額だけではありません。私たちの生活にとって必要な資源や物資は、ほとんどが船によって運ばれます。つまり、船による物流がなければ、今のような生活は送ることができないということ。社会的意義も大きな仕事だと実感する日々です。

02
hisSTYLE

造船業界特有かもしれませんが、船は契約に至るまでの契約書のやり取りで、法務的な部分まで、すべて営業がまとめていきます。先にも言ったように価格は100億円規模、納品まで数年、関わる人は数千人という大きな商品なので、大学時代の同級生からは「そんなことも経験できるの?」と驚かれることが多いですね。外国の会社であれば法律も違いますし、加えて弁護士が出てくることもあるので、交渉がタフになることもしばしば。ぶつかることも少なくありませんが、いい船をつくろうという最終目的は同じなので、どうしたら理想を実現できるのか、ゴールを見据えた進め方ができるよう心がけています。

造船業界は、競争も激しくなっていますし、世界で勝っていくのは簡単なことではありません。ですが、私たちJMUの使命は日本国内で造船業をやり続け、この国の造船産業を支えていくことです。命運は、大げさではなく自分たちにかかっている。その責任感でやって行かなければいけないということはプレッシャーでもありますが、モチベーションにもつながっています。これからは中堅に足を踏み入れていく年齢。新たに入ってくる若手には、造船のおもしろさをはじめ、当社の存在意義や価値も伝えていければと思っています。そんな夢を語り合いながら成長していける仲間と一緒に、JMUをもっといい会社にしていきたいですね。

取材内容・所属部署は取材時のものです。