HOW TO BUILD

ミリ単位の精度管理で、
数百メートルを組み上げる。

船は世界一大きな乗り物であり、動くプラントです。機械、電気、環境、建築、ITとあらゆる技術が詰まっています。製造は自動化できない部分も多く、全長300m以上のモノづくりでありながら、ミリ単位の精度管理も必要。ただ、どんなに大きなものでも、仲間と一緒にその手で一つずつ積み重ねたことが形になっていくのです。そうやって自分が手がけた船が海へと旅立っていく姿には、なにものにも代えがたい感動があります。

ENQUIRIES

引合

船は、受注から完成までに数年の期間がかかり、金額も大きなものになります。それだけに顧客との固い信頼関係が大切になります。船主のニーズを的確に引き出しながら、船の基本計画を策定、提案していきます。

BASIC DESIGN

開発・基本設計

船主のニーズに合わせて、船の大きさやエンジンのサイズ、操縦制御システムなどの大まかな船の仕様を決めます。建造はオーダーメイド。世の中にまだない船をゼロから生みだしていきます。

RECEIVING ORDER

受注

契約の締結段階では、最適な船価と性能を提案しながら基本設計を作りこんでいきます。相手は国内だけとは限りません。相手の土壌や文化をしっかりと理解しながら交渉を進めていき、円滑に契約を結びます。

DETAILED DESIGN

詳細設計

大まかな仕様である基本設計をさらに具体化し、ほぼ完成状態の細かな仕様になるまで磨き上げます。ここでの設計がすべて製造工程に反映されていきますので、当然正確な作り込みが必要となります。

PROCUREMENT

資材発注

建造を進めていく上で、必要となる材料や部品などの資材を調達します。国内外問わず、多くの企業との取引を行ない、ベストな品質・コストの材料をタイムリーに調達します。

FABRICATION

切断・加工

詳細設計で作り込まれた設計図をもとに、調達された鋼板や鋼材を加工する工程です。切断・曲げ・溶接を組み合わせて船体を形成するブロックを造ります。自動化できない部分も多く、職人の技が求められる工程です。

BLOCK ASSEMBLY

ブロック組立
・搭載

加工した鋼材をブロックに組み立て、さらにブロック同士を繋ぎ合わせながら船の形に仕上げていきます。大型クレーンを使いながら巨大な船をmm単位の精度で組み立てていきます。

OUTFITTING

艤装

船内に様々な設備や機器を取り付けていく作業です。エンジンや電気機器などの動力を取り付け、鉄の塊の状態に命を吹き込み、船として仕上げていく作業です。

LAUNCHING

進水

ドックに水を注ぎ込み、完成した船体を海に出します。船が初めて海に浮き上がる瞬間です。進水後は、岸壁に係留し、引き続き艤装作業を行います。

SEA TRIALS

試運転

実際に船を海上で走らせ、仕様どおりに仕上がっているかを検証・確認するのが試運転です。速力や操縦性能だけでなく、船体の振動や騒音、搭載された機器類の正常な動作など、細かなチェックをし、最終調整を行います。

DELIVERY

引渡・
ライフサイクルサポート

試運転終了後、すべての工程を終えた船が船主に引渡されます。「命名式・引渡し式」が行われ、船は世界の海へと旅立っていきます。その後は、修理やメンテナンスにより船の一生をサポートする仕事が続きます。

BACK OFFICE

バックオフィス

船をつくる技術者たちを支えるのが、バックオフィス。
調達や設計、生産の現場の専任メンバーがいるように、人事、経理、総務といった間接部門によるバックアップがあってこそ、良い船づくりを実現することができるのです。

ENTRY

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