SHIP BUILDER

Kyoko Hori堀 杏子

津事業所
管理部 総務人事グループ

造船に関わる一人ひとりの
伴走者でありたい。

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herWORK

港にドンと浮かぶ巨大な船。この船が出来上がっていくのを間近で見るのが何よりの楽しみです。思えばJMUへの入社を決めたきっかけも大型船舶が持つ特別な存在感でした。「人の役に立ちたい」という想いで就職活動をスタートさせたものの、ビジョンがまだ明確ではなかった私に、「人の役に立つということはこういうことだ」と具体的に示してくれたのが大型船舶だったのです。私たちの生活に関わるものの大半を大型船舶が運んでいるのだと知った瞬間、「なんてかっこいい仕事だ!」とその魅力のとりこに。文系出身のため技術的に船を建造できるわけではありませんが、少しでも携わることができればと第一志望を大手損保からJMUに切り替えました。

入社後、現在の津事業所の人事に配属。採用、研修、人事評価、業績表彰、労働組合対応、退職手続きなどに加えて、社会貢献活動の一環であるボランティアや、毎年開催している秋祭りなどのイベントの企画・運営も私たち人事が担当しています。就業規則を社員が理解できるよう噛み砕いて周知するのも大事な役割。ただ一番のミッションは、社員が充実した会社生活を送れるようサポートすること。一人ひとりの社員としっかり向き合える人事を目指し、日々、勉強中です。業務が多岐にわたるため、頭がパンクしそうになる日もありますが、幸い津事業所は現場に近いため、外に出るとすぐそこに大きな船が。この船がこれから世界中の貿易や発展を支えるのだと考えると、業務の目的がクリアになり、船を作っている社員たちのサポートにも、より熱が入ります。

02
herSTYLE

仕事をするうえで意識しているのは、とにかく“首をつっこむ”ことです。現場の動きを知らなければ、理想のサポートはできないと考えています。機会さえあれば会議でも、飲み会でも、どこにでも首をつっこんでいますね。そのおかげで社員と話す際も、「あの機械を使っている場所か!」や「あの人がいる部署か!」と頭の中から情報を引き出せるので、コミュニケーションを円滑に進めることができます。私の負けず嫌いな性格によるところも大きいでしょう。とにかく「知らない」のがイヤで、人事に関することであれば死角なしの自分でいたい。このまま知識を重ね、いずれは「JMU人事の生き字引」になるのが私の目標です。

入社から10年間、これほど人事の仕事に情熱を持ち続けられる理由は、やはり目の前の大きな船の存在が大きいです。あの船が立派に旅立てるよう、船を作る技術者や現場の人たちにはそのことだけに集中してほしい。それ以外のことは心配しなくてもいいような環境を整えたい。この想いこそが私の原動力です。もう一つ私のやる気を支えているのが新入社員の笑顔。社員が楽しそうに働いている姿を見ると、心底嬉しくなります。ですから就職活動中の人たちには全員、笑顔で働ける会社に出会ってほしいですね。もし煮詰まってしまったら、実際に会社に足を運び、吹く風が自分の肌に合うかどうかなど、感覚を大事にしてみるのもおすすめです。ちなみにJMU津事業所に吹く風は最高だと、私が保証します。

取材内容・所属部署は取材時のものです。