次世代省エネ型バルクキャリア“GOLDEN KATHRINE”命名・引渡し

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:東京都港区、社長:三島 愼次郎)は、1月16日(金)、津事業所(三重県津市)にて建造していたFRONT FUJI INC.(フロント フジ インク)向け次世代省エネ型バルクキャリア “GOLDEN KATHRINE(ゴールデン キャサリン)”を引き渡しました。
 
本船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、当社が開発した環境性能に優れたGシリーズ182,000DWT(G182BC)バルクキャリアです。

本船の特徴として、低風圧居住区による風圧抵抗の削減や低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減等によりGHG削減、燃費向上を達成しております。また、推進性能面では従来のSurf-Bulb, Super Stream Ductの省エネ付加物だけでなく、LEADGE-BOWと呼ばれる船首形状を採用することで実海域での波浪中の船速低下軽減を図っています。環境面ではバラスト水処理装置(BWMS)を標準装備しております。また本船は、環境保護への特別な対策が講じられた船舶に与えられるABSの船級符号 ”ENVIRO Notation”を取得しています。


【本船概要】
主要寸法 :全長292.00m x 幅45.00m x深さ24.55mx喫水18.18m
載貨重量 :182,000トン
総トン数  :93,200
主機関  :MAN B&W 7S65ME-C8.2
航海速力 :15.05ノット
定員         :27名
船級   :ABS
船籍         :香港