ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:東京都港区、社長:三島 愼次郎)は、3月16日(水)、横浜事業所鶴見工場(神奈川県横浜市)にて建造していた株式会社オフショア・ジャパン殿向け Anchor Handling Tug Supply Vessel(以下AHTSV) "あかつき"を引き渡しました。
本船は、東南アジア顧客向けに計14隻建造した当社開発150トン型AHTSVをベースに改良されたものです。長距離曳航も可能とする燃料タンクを保持した、国内最高性能のAHTSVです。
オフショア支援船として多用途な機能を有しており、強力なウインチで外洋の大型海洋構造物を曳航する他、海洋構造物の据付のためのアンカーハンドリング作業を行うことが可能です。また、火災や機関・舵故障などを起こした船舶に対しての海難救助を行うこともできます。さらに、貨物搭載用の広い甲板を有し、自動船位保持装置を使用することで、リグやプラットフォームへの安全な荷役を可能にしています。
日本籍のオフショア支援船として、本船は今後の日本近海における海洋開発の一翼を担うことが期待されています。
<主要目>
主要寸法 :全長 68.00m x 幅 16.40 m x 深さ 7.20 m x 喫水 6.014 m
載貨重量 :2,439トン
総トン数 :2,500
主機関 :WÄRTSILÄ 9L32 x 2基
ボラ-ド・プル能力 :150.6トン
航海速力 :12.0ノット
定員 :34名
船級 :ABS
船籍 :日本