日本政策投資銀行殿より 「DBJ環境格付」に基づく融資を受ける

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(社長:三島 愼次郎、本社:東京都港区、以下:JMU)は、11月25日(金)株式会社日本政策投資銀行殿(本社:東京都千代田区、社長:柳 正憲様、以下:DBJ)より「DBJ環境格付」に基づく融資を受けました。

「DBJ環境格付」は、DBJ殿が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度であり、造船専業としてはJMUは初の「DBJ環境格付」取得となります。

今回、JMUが特に高い評価を戴いた点は次のとおりです。

(1)船舶の設計・開発段階において、顧客との対話を踏まえながら独自の設計基準に基づきライフサイクル全体で環境に配慮した船舶の建造を進めている点
(2)船舶の環境性能について業界規制よりも厳格な自主目標を設定し、運航時のエネルギー効率を示すEEDI値(注)により燃費換算によるCO2排出量を算定する等、環境貢献量の可視化を通じて顧客訴求力に繋げている他、企画・開発・受注に関するインセンティブとして業績表彰制度を導入し環境配慮型船舶の普及拡大に努めている点
(3)研究開発指針において環境負荷低減を開発テーマの1つに掲げ、要素技術毎に詳細なロードマップを策定し、環境技術開発に係る長期目標を設定したうえで実績管理を実施している点

JMUは、「船舶海洋分野の「技術」と「ものづくり」で、社会の発展に貢献する」ことを企業理念に掲げ、世界最高水準の技術を活用することで、地球環境課題をはじめとする社会課題の解決に取り組んでまいります。


注:2011年に国際海事機関(IMO)が採択し、2013年に発効した船舶のエネルギー効率設計指標