東大とMITによる産学連携の社会人教育研究プログラムに参加 - 次世代の造船を担う人材の育成に向けて -

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(代表取締役社長:三島愼次郎、本社:東京都港区)は、国立大学法人東京大学(総長:五神真、本学:東京都文京区、以下東京大学)大学院新領域創成科学研究科が行う産学連携の教育研究プログラムに、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所・海上技術安全研究所、一般財団法人日本海事協会及び日本郵船株式会社と共に技術者を一名派遣しました。

このプログラムは、東京大学がMIT(米マサチューセッツ工科大学)と連携して、産学共同でグローバル人材を育成することを目的に進めているものです。当社は、このプログラムが当社の人材の育成に適していると考え、さらには海事クラスターの将来を担う人材育成の一環として役立つとの認識のもとに、東京大学に協力してまいりました。

また、今年の3月2日には、東京大学主催のシンポジウム「MITと産業界と連携したグローバル人材の育成-日本海事クラスターの人づくり-」にてこのプログラムが紹介されております。

昨年10月に東京大学にて開講した当プログラムは、MITの社会人向け修士課程であるSDMコース(MIT System Design and Management)に参画し、約3か月間にわたりMITに滞在して、様々な国籍の学生と共に短期研究を行うことを特徴としています。2017年5月17日にはMITにて研究発表会が行われ、日本メンバーが提案し、研究を支援したテーマ「新しいコンテナ輸送システム」に関しても、その成果が報告されました。

当社は、今後も海事クラスターの連携を強め、国内外の産学協力を深めることにより、広い視野を持つグローバルな人材を育て、国際競争力の強化に努めます。