次世代省エネ型バルクキャリア“SPRING CITRUS”引渡

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、7月30日(金)、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)においてPRIMAVERA MONTANA S.A.(プリマベーラ モンタナ エス エー)向けに建造していた次世代省エネ型バルクキャリア(G181BC) “SPRING CITRUS(スプリング シトラス)”を引渡しました。
 
本船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、当社が開発した環境性能に優れたGシリーズ182,000DWT(G182BC)に、新構造規則(CSR-H)、NOx TierⅢを適用した(G-Series 181BC)バルクキャリアの1番船です。

【本船概要】
主要寸法    :全長 Max.292.0m x 幅 45.0 m x 深さ 24.55 m x 喫水 18.20 m
載貨重量    :182,348トン
総トン数     :93,297
主機関        :MAN-B&W 7S65ME-C8.5-HPSCR ディーゼル機関1基
航海速力     :15.05ノット
定員            :25名
船級            :NK
船籍            :パナマ

【特長】
・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®、ALV-Fin®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
・LEADGE-Bow®と呼ばれる船首形状、及び、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。
・電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、本船の燃費性能を向上させています。
・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier Ⅲに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。