弊社建造船が「シップ・オブ・ザ・イヤー 2021」漁船・調査船部門賞を受賞

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社: 神奈川県横浜市、社長: 千葉 光太郎、以下JMU)が横浜事業所で建造し、2021年10月に国立大学法人 東京海洋大学殿に引渡した練習船「汐路丸」が、「シップ・オブ・ザ・イヤー 2021」の漁船・調査船部門賞を受賞いたしました。

公益社団法人 日本船舶海洋工学会が授賞するシップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された船舶のうち、応募があったものの中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して与えられるものです。

「汐路丸」は「動くキャンパス・動く研究室」をコンセプトに、既存の汐路丸と青鷹丸が担ってきた船舶職員養成、船舶運航機能及び海洋環境の教育・研究機能を統合し、これに加え、海洋開発分野の教育・研究機能として自動船位保持装置による操船実習機能や災害支援機能も付加した練習船として建造されました。 本船は、海洋環境、実習用途や経済性を考慮して、日本の練習船として初となるハイブリッド推進方式を採用し、操船状況に応じてディーゼル主機関と推進電動機を切替えることや電動機が主機関をアシストして、主機関推進時以上の船速で航行することが可能です。 これにより、実習用途に合わせて最適な推進方式が選択可能であり、今後の大学の教育・研究の裾野を広げることが期待されています。

当社は、今後もお客様のニーズに応える優れた性能と品質の船をタイムリーに提供し、国内海事クラスターの一員として、船舶・海洋分野の発展に貢献いたします。