次世代省エネ型バルクキャリア "CAPE ELIANTO" 引渡

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は7月25日(月)、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)においてSTC SHIPPING PTE.LTD.(エスティシー シッピング プライベート リミテッド)向けに建造していた次世代省エネ型バルクキャリア(G181BC) “CAPE ELIANTO(ケープ エリアント)”を引渡しました。
本船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、当社が開発した環境性能に優れたGシリーズ182,000DWT(G182BC)に、新構造規則(CSR-H)、NOx TierⅢを適用した(G-Series 181BC)バルクキャリアの8番船です。

本船概要

主要寸法 全長292.00m × 幅45.00m × 深さ24.55m × 喫水18.234m
載貨重量 182,328t
総トン数 93,297
主機関 MAN-B&W 7S65ME-C8.5-HPSCR ディーゼル機関1基
航海速力 15.05ノット
定員 25名
船級 NK
船籍 シンガポール

特長

  • 最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®、ALV-Fin®の装備・最適化等により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
  • LEADGE-Bow®と呼ばれる船首形状および新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。
  • 電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、本船の燃費性能を向上させています。
  • バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier Ⅲに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。