3,013TEU型コンテナ船 "WAN HAI 357" 引渡

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社: 神奈川県横浜市、社長: 千葉 光太郎)は、11月29日(火)、呉事業所(広島県呉市)にて建造していたWAN HAI LINES (SINGAPORE) PTE. LTD.(ワンハイラインズ(シンガポール)プライベート・リミテッド)向け3,013TEU型コンテナ船 "WAN HAI 357(ワンハイ357)" を引渡しました。

本船概要

主要寸法 全長203.50m × 幅34.80m × 深さ16.60m × 喫水11.50m
載貨重量 36,776t
総トン数 30,776t
主機関 MAN-B&W 7S70ME-C10.5 ディーゼル機関1基

航海速力 21.50ノット
定員 25名
船級 ABS
船籍 シンガポール

特長

  • 最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した幅広最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるLV-Fin、ALV-Fin®の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成しています。
  • MAN-B&W最新デザインとなる電子制御エンジンMark10.5の採用、冷却海水ポンプのインバーター制御の採用により、本船の燃費性能を向上させています。
  • INS(Integrated Navigation System、統合型航海システム)及び全天候型ブリッジの採用し、航海中及び離着桟時の操船の利便性/安全性を向上させています。
  • CCTVカメラシステムを装備し、航海支援・機関室内監視等による安全性向上を図っています。
  • NOx TierⅢ、有害物質一覧表の保持等に適合、荷役時にディーゼル発電機の運転停止を可能とするAMP(Alternative Maritime Power、陸上電源供給システム)を搭載するなど、様々な環境規制に対応しています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れたコンテナ船をはじめとした最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。