新開発船型バルクキャリア“PROTEUS”引渡

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:灘 信之)は7月12日(水)、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)において建造していた新開発船型バルクキャリア(N181BC) “PROTEUS(プロテウス)”を引渡しました。
 
本船はフランスのダンケルク港要求を満足する最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、当社が開発した環境性能に優れたN-181,000DWT Type Bulk Carrierの1番船です

【本船概要】
主要寸法     :全長 Max.292.0m x 幅 45.0 m x 深さ 24.55 m x 喫水 18.234 m
載貨重量     :181,577トン
総トン数      :93,367
主機関         :MAN-B&W 7S60ME-C10.6-HPSCR ディーゼル機関1基
航海速力     :14.4ノット
定員            :25名
船級            :NK
船籍            :バハマ

【特長】
・GHG(Greenhouse Gas)排出規制である、EEDI(Energy Efficiency Design Index)に対しては2025年以降の契約船に適用されるPhase3レベルを先取りして満足しております。
・最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、併せて、弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®、ALV-Fin®の最適化により、大幅な燃費削減を達成しています。
・LEADGE-Bow®と呼ばれる船首形状、及び、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。
・電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラの採用により、燃費性能を向上させています。
・バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持、NOx 排出規則Tier Ⅲに適合するなど、様々な環境規制に対応しています。

弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。